NOVEL  >>  Short story  >>  ペルソナ4 

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更新:2012/02/20
修正:2012/03/17
「そういえば直斗」
「はい」
「前に菜々子が言ったけど、お祭りで会ったんだって?」
「……あぁ、ええ。菜々子ちゃんと会いましたね」
「それって、偶然?」
「会ったのは、偶然です」
「話しかけたのは偶然じゃない?」
「……そうです。先輩の親戚にあたる子だというのは、知っていました。前に先輩たちのこと、いろいろと調べてましたから。……」
「そんな顔するなよ。直斗は事件を解決しようとして、その過程で俺たちを調べることにしたんだから。悪いことひとつもしてないだろ」
「……でも、あまり気分のいいことじゃないですよ」
「別に直斗のこと、これからいろいろ教えてもらえれば、俺としてはまったく問題ないけど。むしろお釣りがきそうだ」
「……先輩はさらりと恥ずかしい発言しますよね」
「そうか? まぁその話しはいいんだ。次が本題」
「?」
「直斗ってラブリーン知ってるんだ?」
「……」
「というか、詳しいのか?」
「…………」
「アニメ、見てるとか?」
「………………」
「……」
「……………………」
「……顔、真っ赤」
「〜〜〜ッ!!」
「はい銃、振り回さないー。落ち着いて落ち着いてー。かわいーなー、もうー。抱きしめていい? というか抱きしめるよ。あーかわいいかわいい」
「……先輩といると、本当……調子狂いますっ……」




調
絶対、直斗くんラブリーン見てるよね、と思ったらこんなことに。ただイチャついてるだけだた。

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