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夢であれと、幾度も願った。
 ...スザルル
そう想いを告げられる日は
  ...ミレ→ルル
何で×××にしたの?
  ...スザク&ライ
足元を見るのが怖いんです
  ...R2生徒会&ライ
モノは試し
  ...ロロ&ライ&ルル












愛憎。










「枢木 スザク」

俺は銃を向ける。仮面の男、ゼロに狙いを定める。

「撃つのか、私を」
「お前はいらない」

仮面の下でゼロが笑うのが分かる。腹立たしい、忌々しい、憎らしい。

「また、撃つのか」

『また』を強調して再度問う。

心臓が大きく脈打つ。
銃口は依然として奴を捉えている。大丈夫。動揺は顕れていない。表面上は。

「また、殺すのか?」

一歩、また一歩と近づくゼロ。引き金を弾く。奴の胸を貫いた。はず、なのに奴の歩みは止まらない。

「私を殺すか、また殺すのか。枢木 スザク」
「黙れッ!!」

脚、膝、肩、喉、撃つ、撃つ、撃つ。

奴の下に血溜まりができる。
奴が歩むもとに血が流れる。

仮面が、真っ二つに割れた。同じ、一年前のあの日と同じ。見たくない。もう嫌だ。止めてくれ。しかし瞬きすらせず凝視する。
お前は、奴は、君なのだ。
しかしそこで驚愕に顔が歪むのが分かった。目を見開いた。
仮面は割れ、そこに頭部はない。ゼロの身体が崩れるように広がり、地に落ちる。
その場に毅然と立つのは、よく知る幼き少年。

「スザク」

声変わりを知らぬ、透き通ったボーイソプラノ。記憶に残るあの頃の君。

「スザク。僕も殺すんだね」

ゼロと正反対の白を身に纏う君が、紅く染まっていく。
胸から、脚から、膝から、肩から、喉から、脈動を伝えるかのように血が吹き出す。あの綺麗な顔にも血が伝う。
でも、君は笑った。

「僕すら否定するんだね、七年前のルルーシュ<記憶>ですら」

細い、掴めば折れてしまうだろう細く白い腕に銃が握られている。
黒くて、無骨で、天使のような君には似合わない、七年前の君にはいらないモノ。
銃をゆっくり構えられる。自分も反射的に銃を構えた。
彼はクスリと笑った。昔のまま。背筋が凍る。
しかし、彼はこちらに向けていた凶器を、自分のこめかみに押しつけた。

「!!……――」

動揺が支配する。声が出ない。喉が渇いていた。身体が痺れる。動けない。

「否定したのは、きみだろう」

花のような笑み。幼いルルーシュは笑う。

「否定したのは、お前だ」

姿は変わらず、ゼロの声が愉快そうに詠う。

「否定したんだろ、俺を」

再会を果たし、恋人となったルルーシュの声で満足そうにさえずる。

「君に否定されたら」「生きていけないな」「僕は、私は、……俺は」

それぞれの声色で呪詛を囁く。

「……――愛しているよ」

刻まれる、呪い。

迷いもなく、君は引き金をひいた。

パン……――ッ!

乾いた銃声が鼓膜を突き抜け、彼の身がゆっくり沈んでいく。ルルーシュは、妖艶な笑みを張り付けたまま、倒れゆく。



唇が、最後の呪を紡ぐ。



「「「さよなら、ブリタニアの狗<イレヴン>」」」





夢であれと、幾度もった。
(この真実は全て現実だとは、わかりきった事)


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ミレ→ルル。21話より。捏造。









中継で知ってしまった。貴方様が地獄の舞台へ舞い戻ったと。

「…皇帝陛下、か」

新聞の一面に大きく掲載された彼の写真。変わらない自信に溢れた笑み。変わらないのに、遠くへ行ってしまった。もとから遠い場所にいた人だったけど……もっと、もっと遠くに。

後輩のリヴァルから来た、彼についてのメールに返信する気にもなれない。

あぁ、何故に貴方様は戻られたのですか。きっと何かお考えなのでしょうけど――無謀に動く方ではけしてないから――。

今さらながらアッシュフォードに従うわけではなく――側室でもいい、あの方の傍らに立てる権利が与えられたいと虫がよく思う――
言うなれば、貴方様の子供を身ごもれたのなら、それ以上の至極の喜びはないでしょう――。

……こんなにも欲深い私を、貴方はどう思いましょうか。


「好きよ、ルルちゃん」


そう呼ぶと、嫌そうに顔をしかめてから――でもすぐに諦めたふうに笑う。可愛い貴方。


「大好きよ、ルルーシュ」


裏に隠しきれなかった私の想いを知っていながら――意地悪に気づかないフリをしてた、少し憎らしい貴方。


「……お慕いしております――愛しています、ルルーシュ様」




そう想いをげられる日は
(もうきっと訪れはしないでしょうね)


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ギャグ。セリフのみ。






「…………」

「あぁ、スザク。久しぶり。生徒会室に寄るなんて律儀だな」

「…………」

「軍、忙しいのか? こっちは会長があれこれお祭りごと騒ぎで忙しかったよ」

「…………」

「最近だとニーナの部活、というか研究の手伝いもしてる。大忙しだ。でも楽しめてはいるよ」

「……ライ」

「ん? 何だ」

「あの、……身だしなみに気を使えないほど忙しかったの?」

「おかしなところ、あるか?」

「……まぁ、あえて一言で言うなら……」




何でにしたの?
(……あぁ、薬品の実験で失敗してな)(んな漫画じゃあるまいし……!)
ライは、けして気を使わないんじゃくて、気にしないだけ←。
どうしたら治るかを模索して『数日経てば治るだろう』の結論でほっとく。ミレイさんは勿体ないと思いながらも面白いからとほっとく(爆


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R2生徒会とライ。ギャグ。セリフのみ。










「スザクぅう!そっち行った!そっち!そっち!」
「か、会長、耳元で叫ばないでください…わかりますから!」
「うわ、こっち来たあああ!」
「リヴァルも逃げてないで手伝ってよ!!」
「わははは!これが庶民の家によく出る……」
「ジノ!笑うな喋るなぁっ」
「記録」ピッ
「アーニャは写真とらない!」
「きゃああああっ!」
「し、シャーリー!殺虫剤を無闇に振り回しちゃ……げほげほっ」
「何やってる!はやく殺……!ふああぁっ!!」
「兄さんっ!!……コイツ!」
「げほっ、ロロ!そっちから挟み撃ちに……!」
「わ、わかりました!スザクさん!」

ドッタンバッタン!

「……よし!やっとドア近くまで追い詰め……」

ガチャ

「遅れました……ってなんだ、この臭い――」
「! ライ!危な……!」


ぐしゃ


「あ……」
「うげっ……」
「おっ」
「……記録」ピッ
「ひぃ……っ」
「――――」(昏倒)
「に、兄さん!大丈夫!?」

「………………」
「……ら、ライ」




足元を見るのがいんです
(……スザク、この長い触角は……いや、やっぱりいい)(あ、足元のは……)(みなまで言うなぁあッ!)
G、踏みました。セリフ、わかります……かね?(不安)
ロロとスザクは大丈夫な(ジノは見たことがないので興味津々な)イメージ。
ライも平気ではあるが、……まぁ、知らずに踏んじゃったら……ねぇ。
どうやら私はスザク+ライの組み合わせが好きなようです。


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ギャグ。セリフのみ。








「ロロ、それにライ。どうしたんだ、こんな時期に虫網なんて持って昆虫採集か?」

「あ、兄さん!」

「ルルーシュ、いいところに来た。セミの性別の分け方を知らないか?」

「セミ?……鳴いているのはオスだということぐらいしか知らないが」

「十分だ、ありがとう」

「ということは鳴いていないのを……苦労しそうですね、ライさん。トンボはある程度簡単に捕まえたけど……」

「見つからなかったらオスでも大丈夫らしい。確か発音器官さえ取り除けばいいと……」

「何かの実験か?」

「いや。炙るんだ。ビミらしくて」

「……ビミ?」

「ライさんの知り合いが……それに、昔からエリア11にはそういった種類のものを摂取する知恵?、があった聞いたから」

「……待て、意味が理解できない」



「だから、」
「つまり、」



「「食べてみよと思って」」



「………………!?」



モノは
(今後の参考までに…と)(何か記憶に結びつくものがあるかもしれないかな、と)(全力で止めろぉおッ!)
管理人の所在地は山が近いせいか、セミもトンボもこの時期います。
それでメープルシロップさん(笑)がなんか言ってたなぁ、と思って書いてみました←。

ライは何事にもチャレンジ、ロロは空腹自体が嫌いらしいので様々な食に色々興味ある……みたいな。

私は奇声を上げて逃げ出すほどトンボが大嫌いです(ぇ


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